審判

Jリーグを裁く審判に対してどう評価するか

Jリーグの審判の評価について今日は話したいと思います。

Jリーグの審判問題と聞いてミスジャッジが多い方やカードを頻繁に出す傾向のある方、またPKを取りやすい方など長年Jリーグを見ているファンならすぐに数名の主審の名前が出てくるでしょう。

彼らのミスジャッジに対して異議を唱え批判をする事は必要でしょう、選手がキーパーと1対1を外したり無人のゴールに流し込めなかった時と同じです。「それはないだろー!」と
しかし、現実彼ら審判達の評価はそんなバッシングの積み重ね以外何もありません。素晴らしいジャッジもたくさんありますが取り上げられる事はまずないでしょう。選手がシュートを5回外しても試合を決めるシュートを1回決めたらヒーローです。
審判は辛い立場です。
例えば、5試合◯◯主審が試合を消化してレッドカード3枚出したとします。その3枚のレッドカードが例え妥当なジャッジから出されたものであったとしても、私達はみなレッドの◯◯主審とレッテルをはるでしょう。細かく試合内容を把握する事もなく、試合結果から彼らの事を私達がジャッジしている事が非常に多いと思います。もしくはインターネットやハイライトを見てレッドカードをだした瞬間だけを見る事でその試合のすべてのジャッジを見たかのような評価をしているように思えます。

さらに試合開始前の選手及び審判団の紹介から、◯◯主審がアナウンスされると、私達は「レッドの◯◯だー!嫌だ〜」と声を出すでしょう。
実際に私も最近まではそういう事をスタジアムで発言していた側になります。
ただよく考えてみたらそれは非常に愚かな行為であり私は反省しました。
私達の周りには試合に初めて来た人、審判がどんな人かも知らないお客様がきています、もちろん子供達も。
そんな初めてのJリーグを楽しみに来た人達のいる前で「あの審判レッドの◯◯だよー」「最悪、あの審判ほんと嫌い」など声に出す事は、特に子供はこの手の悪口には敏感ですからすぐに反応してしまうでしょう。
これは非常に問題です。
Jリーグの良さを伝えるべき立場にいながら、無意識に悪い影響を及ぼしていたのです。

審判の良いジャッジを広める、世に伝えるのはなかなか難しいですが、テレビ中継の試合の解説に出てもらうのも一つの解決策だと思いますし、まずはメディアが彼らを取り上げる事が必要ですが

ただ私達ができる事は過剰な発言をスタジアムでしない事

試合中ならまだわかりますが審判団紹介の時だけでも我慢し彼ら審判団がこれから行われる試合をどうジャッジするか、選手と同じように見てあげてほしいと思っています。